異常事態の中で交流戦初戦 巨人ファンは懸命に応援―プロ野球

東京ドームの大型ビジョン。 カード初戦の試合前に演奏される恒例の君が代に合わせ、通常なら阿部監督にぐっと寄る映像が流れる。しかし、この日のビジョンに映ったのは国旗だった。娘への暴行容疑で逮捕された指揮官の辞任劇により、先発メンバー紹介の演出映像が一部カットされるなど、いつもとは違う雰囲気の中で巨人が交流戦初戦を迎えた。 後を託された橋上監督代行が、メンバー表交換を終えてベンチに下がると、オレンジに染まったスタンドから背中を押すような拍手が広がった。先発の則本が一回に三振を奪えば歓声が上がり、泉口の鋭い打球が右飛に終わるとため息が漏れる。前代未聞の事態が起こっても、巨人ファンの応援したいという気持ちは簡単には揺らがない。 現役監督が不祥事によりシーズン半ばで去ってしまったことで、支持できないファンもいることだろう。それでも橋上監督代行は「野球選手である以上は、どんな状況でも全力を尽くして目の前の試合を戦っていく」。その誓いを胸に刻み、チーム一丸となってプレーしている。

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