バレーボール男子で代表選手が合宿中に大麻所持という事態を受け、日本バレーボール協会(JVA)は28日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で行う予定だった男子代表の始動会見をとりやめ、急きょ説明会を開いた。 大麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたのは男子代表の佐藤駿一郎容疑者(26)。関係者によると、佐藤容疑者は27日に都内のパチンコ店で大麻を所持していた疑いがある。 説明会に出席した南部正司技術委員会委員長(58)は「27日午後8時すぎに警察と話をしたとし「本人からは『大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした』という反省の言葉があった」と説明。当時佐藤容疑者は代表のチームメート複数名とパチンコ店にいたことが確認されている。選手、スタッフを含めて全員の所持品検査は済んでいる。 仙台市出身の佐藤容疑者は、東北高3年時の18年に代表に初選出されると、同年のアジア大会に出場。205センチの長身と気迫あふれるプレーを持ち味に、22年、25年の世界選手権にも出場するなど、日本の課題であるミドルブロッカーの中心的存在に成長することが期待されていただけに、南部委員長は「すごく大きな期待を持っていた、非常に残念。佐藤選手だけに限らずバレーボール協会としてメンタルケアをやっていかないといけない」と話した。