【市庁舎建設収賄事件】現金6000万円を受け取ったとして逮捕された市議会議員の男をあっせん収賄の罪で起訴

熊本県八代市役所の庁舎建設をめぐる収賄事件の続報です。 現金6000万円を受け取ったとして逮捕された市議会議員の男が28日、あっせん収賄の罪で起訴されました。 あっせん収賄の罪で起訴されたのは、八代市議会議員の成松由紀夫被告(54)です。 起訴状によりますと、成松被告は八代市の新庁舎建設をめぐり、「前田建設工業」が工事を落札できるよう、2016年から2019年頃にかけて、八代市の職員にあっせんするなどし、見返りに現金6000万円を受け取ったとされています。 この事件をめぐっては、土木工事業役員の園川忠助容疑者(61)と元八代市議の松浦輝幸容疑者(84)も逮捕されました。 5月25日に熊本簡易裁判所で開かれた勾留理由の開示手続きの中で、成松被告は「不当逮捕で、私は一切関与していません」と供述。園川容疑者と松浦容疑者も容疑を全面的に否認していました。 熊本地検は、28日付けで成松被告を起訴しましたが、園川容疑者と松浦容疑者については処分保留で釈放しました。 一方、成松被告の起訴を受けて、市議会でこの問題を調査していた百条委員会の委員長が取材に応じました。 ■百条委員会 中山諭扶哉委員長「非常にですね、この起訴について重く受け止めております」 Q成松市議の進退は? 「私としてはもう起訴されておりますので、自ら進退を問いたいと思います」 ■自民党市議団 村川清則団長「(起訴事実が)本当だとすると、なんてことをしてくれたんだということ、この庁舎も50年といわず60年70年と今から使っていかなければならない庁舎ですので、それを(起訴事実が)本当だとしたらけがしてしまった」 百条委員会では、当時の市の職員が入札の過程に不正があった疑いがあることを証言したほか、成松被告と市の職員との協議の様子とされる音声データが公開されていました。 小野市長は28日、出張で不在にしていて、先ほど「このような事態に陥ったことの原因究明、および再発防止策の策定に取り組んでまいります」とするコメントを出しました。

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