マイクロバスでひき逃げ 85歳のベテラン運転手に何が… なぜ事故は起きた? 専門家「一時的な脳貧血などが起きた可能性も」

5月29日午後5時半ごろ、スイミングスクールの送迎バスが横断歩道を渡っていた2人を跳ね、その後男女2人が死亡しました。なぜ事故は起きたのか…逮捕された酒井容疑者の事故前の状況を確認していきます。 酒井容疑者が運転するマイクロバスはこの日、3回目の送迎でした。ただ、2回目までは異常な運転は見らませんでした。では、このスイミングクラブでは送迎バスの体制はどうなっていたのでしょうか。 中型バスが2台、マイクロバスが3台あり、運転手は5人。80代が2人で、このうち一人が酒井容疑者です。ほかに、70代・60代・40代が1人ずつ。 なぜ高齢者に運転手をさせていたのか。名古屋スイミングクラブは「募集してもなかなか人が集まらない。体調が悪かったり元気がなければ断るが、元気なのでお願いした」と話しています。 ■ベテラン運転手の事故… なぜ起きた? スイミングクラブなどによると、出発前のアルコール検査は異常なし。違反歴・事故歴もなく、20年以上前からスイミングクラブでバスの運転手をしていたベテランでした。ただ、この1〜2年で中型バスの駐車がスムーズにできなくなったので、マイクロバスの運転のみを依頼していたということです。 交通事故鑑定人の中島さんに聞きました。これまで事故を起こしていないということから、「いつもは自分の衰えを考慮した運転ができていたと考えられる。スイミングクラブからの問いかけに応じず走行を続けたことなどから、今回の事故は一時的に脳貧血などの病気が起きた可能性」を指摘しています。 酒井容疑者は、認知機能に関しては問題なしとされていますが、今回の事故と他の病など加齢による影響は考えられるのか?突発的な症状が影響したのか?事故を未然に防げるタイミングも含め、検証が必要です。

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