「まずは犯人の手口を知ることから」特殊詐欺被害を仮想体験できるツール 岡山県とソフトバンクが共同開発【岡山】

岡山県は、ソフトバンクと共同で、特殊詐欺の手口を仮想体験できるツールを開発しました。 ■詐欺被害の体験ツール 老人クラブの会員らが体験 先月(5月)、警察などが開いた防犯講話で披露され、高齢者が体験していました。 (警察) 「皆さんは、言ったら犯罪被害の素人ですけれども、向こうは犯罪のプロフェッショナルです。ですから、どういうふうにしてだましてくるのかということ、まずは知識として知るっていうことが大事だと思うんですね」 先月(5月)27日、岡山市南区で開かれた防犯講話です。警察から、特殊詐欺の被害状況などについての話があったあと、お披露目されたのが「特殊詐欺等被害仮想体験ツール」。岡山県とソフトバンクが共同開発したもので、通信アプリ・LINE上で仮想の犯人とやり取りができます。参加した老人クラブの会員らがさっそく、ニセ警察詐欺やSNS型投資詐欺などの手口を体験していました。 (体験した人) 「実際に警察官の写真(動画)が出てきたり、逮捕状が出てきたり、そういうのが、どこが間違っているとか、そういうのが体験できたんで、よかったなと」 「こういう電話でもLINEでも出ない方がいいと思いました。私ら、すぐにだまされそうになるので」 ■あとを絶たない詐欺被害 対策は… 特殊詐欺の被害はあとを絶ちません。岡山県警によりますと、岡山県内の今年に入っての被害額は、4月末現在で約15億7400万円で、去年の同じ時期と比べて、約9億7400万円も増加しています。何とかして被害を防ぎたい。岡山県のくらし安全安心課はツールを多くの人に使ってもらい、対策を講じてほしいと考えています。 (岡山県くらし安全安心課 大場優香さん) 「ひとりでも多くの方にたくさん、何回でもやっていただいて、犯人の手口を知っていただいて、もし犯人からアクションがあった時に、ご自分がひとりではなくて、どなたかに相談される、家族とか警察とか、そういうところに相談されて被害に遭わないというところが一番大切だと思っています」 ツールは、県のホームページなどで公開されている二次元コードを読み取ることで無料で利用できるということです。

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