スリランカ施設火災で12人死亡 未登録で定員超過の高齢者施設

コロンボ、スリランカ、6月5日 (AP) ー スリランカ西部のアングルワトタにある高齢者福祉施設で3日夜、火災が発生し、入所者12人が死亡、8人が負傷して病院に搬送された。警察当局が4日、明らかにした。施設には精神疾患を持つ人も入所していたという。 警察の報道官によると、これまでに51人が救出され、警察や軍の支援のもとでバスで安全な場所へ避難した。現地からの映像では、建物が全焼し、黒焦げになった家具や設備が散乱している様子が映し出されている。 警察は、業務上過失致死の疑いで施設の責任者を逮捕した。容疑者は裁判所に出頭し、1週間の勾留が命じられた。 スリランカ国家高齢者事務局長によると、この施設は高齢者施設としての正規の登録を行っておらず、過去に法律やガイドラインに従うよう警告を受けていたという。また、本来15人分のベッドしか設置できないスペースに71人が暮らしており、著しい過密状態だった。政府当局者は以前にも同施設を立ち入り調査し、法遵守を指示していたという。 初期の報告ではガスボンベの爆発が火災の急拡大につながった可能性が指摘されているが、当局は依然として詳しい出火原因の調査を続けている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする