日本バレーボール協会(JVA)は10日、元男子日本代表の佐藤駿一郎が薬物所持の容疑で逮捕された事案を受け、今後の具体的な対応策を発表した。 JVAは、今回の事案について「関係者の皆様、そして応援してくださるファンの皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。その上で、今後二度と同様の事態を招かないための強化策を提示した。 これまでJVAは、代表選出時にコンプライアンスや行動規範に関する覚書を締結し、選手への周知を行ってきた。しかし、今回の事態を重く受け止め、さらなる教育の徹底と仕組みの改善に着手するということだ。 今後の対応策の柱の一つは、インテグリティ(誠実さ)教育の充実と強化。対象は日本代表選手にとどまらず、バレーボール界全体の取り組みとして展開し、競技者としての意識向上を図るとしている。 また、選手選考のプロセスについても見直しを行う。新たに「日本代表選考規程」を制定し、選手を選出する前の段階で、コンプライアンス規程に違反する事項がないかを事前に確認することを明確に規定。日の丸を背負うに相応しい選手を選出するための基準を厳格化する方針だ。