大阪市東淀川区のマンションで3月に高齢男性の遺体が発見された事件で、大阪府警は15日、同じマンションに住んでいた無職、下滝勉被告(47)=窃盗未遂罪などで公判中=を強盗殺人や窃盗などの疑いで再逮捕した。 再逮捕容疑は2月20日ごろ、東淀川区西淡路1のマンションの一室で、住人の橋本悠二さん(当時85歳)の胸を刃物で何度も刺して殺害し、腕時計を強奪。さらに同22~26日ごろ、死亡した橋本さんの部屋に侵入し、キャッシュカードや炊飯器などを盗んだとされる。容疑を認めているという。 府警捜査1課によると、下滝容疑者は当時、橋本さんの向かいの部屋に住んでいた。部屋に侵入して物色していたところ、帰宅した橋本さんに見つかって刺したとみられる。 下滝容疑者は2月26日に橋本さんのキャッシュカードを使って現金を引き出そうとしたとして、5月に窃盗未遂容疑で逮捕・起訴されていた。4月に別の窃盗容疑で逮捕された際には「収入がなく、その日食べていくことに必死で盗んだ」と供述していたという。【大坪菜々美】