おととい弘前市で自宅に火をつけ放火の疑いで逮捕された男の身柄が検察庁に送られました。 警察は家族間のトラブルがあったとみて動機を調べています。 おととい弘前市の住宅を全焼した火事。この家に住む57歳の男が放火の疑いで送検されました。 送検されたのは弘前市石川に住む無職 川口鉄治容疑者57歳です。 川口容疑者はおととい午後11時半すぎ、自宅に火をつけ全焼させた放火の疑いが持たれています。 火事の直前には警察が川口容疑者の住宅でけんかをしているという通報を受けていました。 火が出たあとの川口容疑者の様子について近所の女性はこう証言しています。 ★近所の人 「わめき散らしながら歩いてきて」 「自分の家に火をつけて何が悪いと言ってわめき散らしていた」 取材中のカメラにも怒鳴るような声が記録されていました。 ★現場の音声 「自分の家に火を着けるのは良いのではないか」 ★近所の人 「警察官が2人来て取り押さえたんですけど、それを振りほどいて住宅の方に降りてきて、お前たち何見てるんだって言って叫んで最終的には5人ぐらいで取り押さえた」 妻と息子、それに娘の4人で暮らしていたという川口容疑者。 警察は家族間のトラブルがあったとみて動機などを調べています。