逃走中のグループ「トクリュウ」か 阿波市のパトカー衝突【徳島】

阿波市で車をパトカーに衝突させ、運転手らが逃走した事件で、警察は6月21日の夜から捜索の範囲を広げて、逃げた2人の行方を追っています。 警察は彼らについて、匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の可能性があるとみて捜査を進めています。 (記者) 「警察はこれまで、不審車両が発見された直径5キロ圏内を中心に捜索を続けていましたが」 「水や食料、近くに買い物ができる店がないなどの点から、既に5キロ圏内を出ている可能性が高いとみて」 「警察はさらに捜査範囲を広げ、逃げた犯人の行方を追っています」 6月18日、阿波市阿波町で「不審車両」として、警察の追跡を受けていた車が、ショッピングセンターの駐車場でパトカー2台と衝突したのち、逃走しました。 車は約8キロ離れた、市場町の山中に乗り捨てられているのが見つかりました。 その後の調べによりますと、この車は県外で被害届が出されていた盗難車でした。 車には少なくとも4人が乗っていたとみられ、警察はこれまでに1人を逮捕。 1人から任意で事情を聴いています。 残る2人の行方を追う警察は、これまで車の発見場所付近を中心に捜索を行ってきましたが、発生から4日が経ち、2人が山に留まり続けている可能性は低いとみて、21日の夜から捜索範囲を拡大しました。 警察では彼らがSNSなどを通じてつながりを持ち、犯罪行為に手を染める匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」である可能性も視野に捜査を進めています。 一方、臨時休校となっていた市内14の小中学校では、学校や保護者の警戒の中、22日から授業を再開しました。 (市場小学校・赤澤泰志 校長) 「前例になかった休校なので、職員も戸惑っている。早く事件を解決してもらいたい」 「(子どもたちは)いつもと変わらず、元気に登校してくれ安心している」 (保護者は) 「どっかに隠れてるんじゃないかと思ったら不安。遊びにも気軽に行けなくなった。はやく捕まって普通の日常に戻ってほしい」 2人はどこへ消えたのか、そして彼らは何者なのか。 住民の不安な夜は続きます。

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