北海道旭川市で2024年、当時17歳の女子高校生がつり橋から転落させられ殺害されたとされる事件の裁判員裁判で、旭川地裁は22日、内田梨瑚被告に求刑どおり懲役27年の判決を言い渡しました。 取材を続ける井元小雪記者リポート 井元小雪記者 「内田被告は、きょうは縦の青いストライプのシャツで入廷し、これまでと変わらず頭を下げて入りました。懲役27年の判決が言い渡された瞬間、内田被告の表情は傍聴席からは見えませんでしたが、軽く頷くような様子で、判決内容を聞いていました」 井元記者 「一方、裁判が始まって7分ほど経ったころ、判決理由を述べている最中に突然、男が法廷内に乱入してきました。男は検察側、弁護人の方まで入り込み、裁判所の職員に取り押さえられました」 「男は『死刑だろ。こんな判決おかしいだろうが』などとどなり散らし、警官らが駆けつける騒ぎとなって手錠をかけられ連行されたことから、逮捕されたものと見られます。これにより裁判は約45分間中断しました」 堀啓知キャスター 「きょうの裁判は被害者家族も傍聴したのでしょうか?」 井元記者 「今日の裁判も被害者の家族は傍聴しておりまして、特に被害者の父親は、内田被告が入廷したときから、内田被告の方をまっすぐ見ていたのがとても印象的でした。また判決が言い渡されたとき、遺族の方々はその内容を感情を殺しながらじっと聞いていたように思います」 堀キャスター 「今回の裁判は、裁判員の皆さんも、判断が難しかったのではないですか?」 井元記者 「裁判が終わった後ですね、4人の裁判員が取材に応じました。裁判に臨むうえで特に気を付けたところはという点に関して68歳の男性は、『内田被告の供述は、小西受刑者と食い違いがあったが、被告人の方は、ほぼほぼ矛盾するような内容だった。小西受刑者の方がつじつまが合うと認識した』と話していて」 井元小雪記者 「また女性の裁判員は、内田被告について、『裁判を通して、内田被告の表情の変化が印象的だった。心の中が見えたなという印象』と話していました」