オウム真理教事件の捜査を指揮、元警視総監の井上幸彦さん死去 88歳

地下鉄サリン事件をはじめ、一連のオウム真理教事件の捜査を指揮した元警視総監の井上幸彦さんが1日、東京都内の病院で亡くなった。88歳。葬儀・告別式は近親者で行った。 京都大卒業後の昭和37年に警察庁入庁。警視庁警備部長や千葉県警本部長、警察庁次長などを経て、平成6年9月に第80代警視総監に就任した。 総監在任中には、7年3月の地下鉄サリン事件などオウム真理教による一連のテロ事件の捜査を主導。麻原彰晃元死刑囚=本名・松本智津夫、平成30年執行=ら幹部を逮捕し、全容解明に尽力した。7年の長官銃撃事件では、現職の警視庁巡査長の「長官を撃った」との供述を警察庁に報告しなかったなどとして処分を受け、8年12月に引責辞任した。 退官後は15年には山梨県知事選に立候補したが落選した。日本盲導犬協会理事長なども歴任した。

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