漫画喫茶「快活CLUB」の運営会社がサイバー攻撃を受けた事件で、警視庁サイバー犯罪対策課が偽計業務妨害と不正アクセス禁止法違反の疑いで、新たに東京都葛飾区に住む会社員の男(18)を逮捕した。読売新聞オンラインなど複数のメディアが7月9日までに報じた。男は事件当時高校2年生で、容疑を一部否認しているという。 逮捕容疑は、2025年1月18日から20日にかけて、快活CLUBを運営する「快活フロンティア」(横浜市)が管理する公式アプリのサーバに、会員情報を取得する不正な指令を724万回以上送信し、アプリの機能を一部停止させるなどして同社の業務を妨害したというもの。読売新聞オンラインによれば、警視庁はグループが盗み取った会員情報約725万件のうち、男が約300万件分を集めたとみている。これまでに会員情報の悪用は確認されていないという。 攻撃に使ったプログラムは、この事件で25年12月に逮捕された大阪市の男子高校生(少年審判中)がChatGPTを使って作ったもの。プログラムはSNS「Discord」のグループチャット上で公開されており、警視庁は当時小学6年の少年らも攻撃に加わっていたとみて調べている。男らはゲーム愛好家が集まる同グループ内で連絡を取り合う仲だったという。 男は小学3年生ごろから独学でプログラミングを学び、サイバーセキュリティの技術を競う大会で3位に入賞した経験もあったという。