Heejin Kim Joyce Lee Kyu-seok Shim [ソウル 9日 ロイター] – 韓国最高裁は9日、2024年の「非常戒厳」宣言を巡り、当局による逮捕手続きを妨害した罪に問われた韓国前大統領、尹錫悦(ユン・ソンニョル)被告の上告を棄却した。懲役7年とした二審判決が確定した。 ソウル高裁は4月、追加の罪で尹被告を有罪と認定し、刑期を5年から7年に引き上げた。 最高裁は二審の判決に法解釈の誤りはなかったと説明した。正式な閣議での議論が必要とされる戒厳令布告の法的手続きを尹被告が怠ったこと、文書を偽造したこと、海外メディアに虚偽の情報を流したことについても有罪とした高裁の判断を支持した。 尹被告の弁護団は憲法裁判所の判断を求める意向を示した。弁護士の1人は「憲法訴願を含む憲法審査手続きを通じて今回の判決の違憲性を争う」と述べた。 この事件で検察側は、尹被告が権力を乱用し国民に苦痛を与えたと主張し、懲役10年を求刑していた。