◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(17日・マツダスタジアム) 広島の矢野雅哉内野手が、出場選手登録を抹消された。鈴木清明球団本部長が、公示後に報道陣の取材に対応。「疑念のある選手をプレーさせることに抵抗が」と説明した。14日に、週刊誌報道で元広島選手の羽月隆太郎氏に「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物のエトミデートを譲渡したなどとして逮捕・起訴された会社役員とともに、矢野を含めた現役選手3人が一緒に映った写真が掲載されていた。 矢野に関しては、会社役員とホテルの一室に一緒にいる写真も掲載されていた。鈴木本部長は、矢野の薬物使用について「事実は確認できていない」とした上で「売人と呼ばれる人と、密室にいること自体が、強い疑惑を抱く状況。私としてはそういう選手を1軍のグラウンドでプレーしてもらうには抵抗がある。監督の方には抹消してもらいたいという話をした」とした。活動停止などの処分はなく、今後は3軍に合流する。 今回の一件は、羽月氏が医薬品医療機器法違反の疑いで1月27日に逮捕されたことが発端。5月15日の初公判では「周囲にも吸っているカープの選手がいた」と証言。球団はすでに育成を含めた全選手を対象に再調査。16日には、松田オーナー代行が都内でオーナー会議に出席した際に「週刊誌のこと一つ一つにコメントはしない。球団で調査はしていて、それ以上は話せることがない」と語った。調査は継続。期限は設けないことを明かし、結果の公表なども「まだ決めていない」と説明していた。