22日未明、兵庫県・南あわじ市の住宅で、81歳の男性が隣に住む男に殺害された事件で、男性は今年4月、男とのトラブルを警察に相談していたことが新たに分かりました。 益永佳奈記者 「午前8時29分です。殺人の疑いで逮捕された武田容疑者がいま南あわじ署から出てきました。これから神戸地検へと身柄が送られます」 23日朝、送検された、兵庫県・南あわじ市の無職・武田守弘容疑者(54)。 警察によりますと、22日午前5時ごろ、隣に住む武市勝治さん(81)の頭を金属バットで複数回殴って殺害した疑いがもたれています。 事件が発覚したきっかけは、武市さんの妻の電話を受けた、息子による通報でした。 武市さんの息子 「『父が亡くなっている』と母が言っている」 通報を受け、現場にかけつけた警察は、1階の和室であおむけで頭から血を流して倒れている武市さんを発見。病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 益永佳奈記者 「近くの防犯カメラには武田容疑者が棒状のものを持って歩く姿が映っていたということです」 警察が武田容疑者の自宅を訪問すると…。 武田容疑者の話 「金属バットで12回から13回殴った」 警察は、武田容疑者を緊急逮捕。容疑を認めているということです。 武田容疑者の自宅から見つかった凶器とみられる金属バットには、武市さんのものとみられる血痕がついていたことも、新たにわかりました。 近くに住む人は―。 Q.いつか、こういうことが起こるなと? 近所の人 「そういうことが起これへんかなと恐れていました」 警察によりますと、武市さんは2024年、自宅の倉庫が壊されたほか、車のタイヤがパンクさせられたなどとして警察に被害を相談していて、警察は、24年12月、器物損壊の疑いで武田容疑者を逮捕していました。 さらに、2026年4月には、武市さんから警察に「武田容疑者が自宅の小屋に石を投げてくる」という趣旨の相談をしていたことが新たにわかりました。 近所の人 「(近隣でも)トラブルは結構ありましたね。(自分も)石を投げられたりとか、パンクさせられたりとか、窓を割られたりとか。それから(自分は)防犯カメラを付けた」 益永佳奈記者 「閑静な住宅街にも関わらず多くの家に防犯カメラが設置されていることが確認できました」 近所の人 「うちもここに(防犯カメラを)付けている。みんな付けている」 警察は、武市さんからの相談を受け、2人の自宅周辺のパトロールを続けていましたが、 その最中に事件は起きてしまいました。 警察は、武田容疑者が今回の犯行に至った経緯などを詳しく調べています。