「武器をおろせ」警察官が“刃物男”に発砲…身柄確保の一部始終 元捜査一課「緊迫し拳銃使用は適正」 熊本・合志市

熊本県合志市のコンビニで、包丁を持った男が警察官に刃物を突きつけ、警察官が拳銃を発砲する一部始終がカメラに捉えられた。男は負傷し、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。 ◆「武器をおろせ」警察官が“刃物男”に発砲 コンビニエンスストアで通報を受けて駆けつけた警察官たち。 刃物を突きつけてきた男と向き合っていた。 警察官: 武器をおろせ!早くおろせって!早くおろせって!おろせって! 次の瞬間… 警察官: おい!確保! その場で身柄を確保されたのは、前田詩音容疑者(21)。 前田容疑者は、23日午後6時過ぎ、熊本県合志市にあるコンビニの駐車場で、男性巡査部長に包丁を突きつけ、職務の執行を妨害した疑いが持たれている。 現場周辺の住民: (周辺は)子どももたくさんいて静かなところだったので、こんな強盗事件が起こるとは全く思ってませんでした。 星野佐和記者: 一夜明けた現場です。男が取り押さえられた駐車場には血痕が残っています。 事件の発生を知らせたのは、コンビニ店員からの110番通報だった。 「刃物を持った男が入ってきた」 通報を受けて警察官2人が現場に駆けつけたところ、駐車場にいた前田容疑者が包丁を突きつけてきたという。 ◆ 「俺は強盗だ!」目撃者が語る発砲前後の状況 目撃者は、発砲前後の緊迫した状況を次のように話した。 目撃者: 警察官が「刃物を捨てろ」と言ってたんですけど、まあなかなか言うことをきかないんで、3発ほど撃ったあとに盾でこう牽制しながら警棒で刃物を落としたんだと思います。 目撃者: 何発か銃声が聞こえて、で男の人がなんか撃たれたみたいで、ももとか肩とか血を流して。 目撃者: (容疑者が)確保された状態を見たんですけど、なんか「俺は強盗だ!」って聞こえました。で顔がこっち向いたときに「俺は強盗だ」みたいな。 警察や消防によると、巡査部長の発砲で銃弾を受けた前田容疑者は、右肩と右太ももを負傷。病院に運ばれましたが、命に別条はないという。 警察は、この事件の直前に前田容疑者がコンビニで3万円を奪った強盗の疑いもあるとみて調べを進めている。 警察はまた、巡査部長が拳銃を何発撃ったかなどの詳しい状況は明らかにしておらず、発砲が適切だったかについては「現在、調査中」としている。 ◆ 元捜査一課・佐々木氏「適正な使用だったのではないか」 今回の発砲について、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三さんは「適正な使用」だとみている。 元埼玉県警捜査一課 佐々木成三氏: 今回は刃物を持っている人物において、警告を何度もして、凶器を持ったまま警察官に向かってきている状況というふうに考えると、このまま放置してしまうと第三者や警察官に危害が加わってしまう。本当に事態が緊迫している状態だと思うので、拳銃の使用というのは適正だったのではないかなと思いますね。 (「イット!」7月23日放送より)

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