マドリード近郊で山火事が発生 首都西部近郊から約6万人が避難

チャピネリア、スペイン、7月25日 (AP) ー 猛暑の中で多発する山火事への対応に苦慮するなか、スペイン政府は24日、初めて国家事態宣言(国家緊急事態)を発令した。 首都マドリードおよび近隣のアビラ州では、首都西部の町から約6万人が避難を余儀なくされた。 25日に被災地を訪問予定のサンチェス首相は、「厳しい夜を迎える何千ものご家族に支援のメッセージを送りたい」とX(旧ツイッター)に投稿した。 火災は最高気温が39度に達すると予想される猛暑によって煽られている。 マドリード近郊で発生した2つの主要な火災は1つに合流し、24日午後までに30平方キロの地域を急速に焼き尽くした。 地域のイサベル・ディアス・アユーソ州首相は、マドリード史上最悪の火災だと述べた。 また、マドリード州の中央政府代表フランシスコ・マルティン氏は、さらに2万人に対して屋内退避命令が出されたと発表した。 マルティン氏は、さらなる避難勧告が出る可能性があるとし、現在の最優先事項はフェリペ2世の16世紀の王宮兼修道院「エル・エスコリアル修道院」があるサン・ロレンソの町を守ることだと述べた。 一方、マドリードから北西へ2時間足らずの位置にあるアビラ州の火災では、90平方キロが焼失した。 スペイン治安警備隊は、火災のリスクがあるため使用が禁止されていた区域で重機を使用した疑いがあるとして男1人を逮捕し、もう1人を調査している。 警察は、23日に発生した火災の原因が火花とみている。 サラ・エイジェセン環境移行相は、2026年に入ってからすでに琵琶湖の1.7倍の面積に相当する1140平方キロが焼失しており、これは2025年上半期の焼失面積の5倍以上にあたると述べた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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