「アッラーが命じた」…パリで刃物襲撃、女性3人負傷 妊婦も被害に

フランス・パリ中心部で、男が通行中の女性3人を相次いで刃物で襲い、2人が重傷を負った。容疑者は現場で非番の警察官に取り押さえられ、その後逮捕された。 27日(現地時間)午前11時30分ごろ、パリ北西部のポルト・ド・クリシー付近で、男が包丁2本を使って女性3人を相次いで襲撃した。 被害者は19歳、24歳、36歳の女性と伝えられている。3人は腰や腹部などを刃物で刺され、病院に搬送された。このうち2人は重傷を負ったものの、命に別条はないという。被害者のうち1人は妊娠中だったことも分かっている。 容疑者は女性らを襲った後も現場周辺をうろついていたが、非番だった警察官に取り押さえられた。その後、通報を受けて駆け付けた警察が容疑者を現場で逮捕した。 容疑者は逮捕される際、「アッラーが女性たちを殺すよう私に命じた」といった趣旨の発言をしたと伝えられている。 当局は当初、容疑者の発言などを踏まえ、テロの可能性も視野に入れて捜査していたが、現在は容疑者が精神的に不安定な状態にあったとみている。 フランスのローラン・ヌニェス内相は、容疑者が逮捕当時、支離滅裂な供述をしていたとしつつ、「現段階で犯行動機について性急な結論を下すべきではない」と述べた。 当局は容疑者の身元を確認するとともに、詳しい犯行動機や事件の経緯を調べている。

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