ロマンス詐欺に関与した疑いで逮捕・送検されていた元プロテニスプレーヤーの女が、山梨県の女性から約140万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで再逮捕されました。 再逮捕されたのは千葉県白井市の会社員で、元プロテニス選手の平木理化容疑者(54)です。警察の調べによりますと、平木容疑者は2022年2月上旬ごろから5月30日までの間、何者かと共謀し、山梨県南巨摩郡の当時70代の女性から約140万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 2022年2月上旬ごろ、女性のスマートフォンにSNSで日本人男性の名前から友達申請がありました。その後、メッセージアプリにやり取りが移行。相手は国際医師としてウクライナの戦地で働く男性を名乗り「国際医師をやめて日本に帰りたい」「退職金を受け取ってほしい」「妻と子供は事故で亡くなっている」「荷物を送りたいので、運送会社に私の妻ということで連絡を取ってほしい」と言ってきたため、女性は運送会社にメールで連絡しました。 すると運送会社は「荷物を受け取るためには300万円が必要」と説明したほか、国際医師を名乗る男性は「退職金があるから支払ったお金は返す」「この口座に約140万円を振り込んでほしい」と、振込先の口座として平木容疑者名義の口座を指定してきたということです。そして5月30日、女性は平木容疑者名義の口座にお金を振り込もうとしたものの、口座はすでに凍結されていたということです。 平木容疑者は7月、鹿児島市に住む当時40代の女性から現金30万円をだまし取った疑いで逮捕・送検されていました。警察が余罪などを調べていたところ、今回の容疑が浮上したということです。 調べに対し平木容疑者は「全く心当たりがありません」と容疑を否認しているということで、警察が事件の詳細を調べています。 平木容疑者は1997年にテニスの四大大会の一つ「全仏オープン」の混合ダブルスで優勝しています。