80代の女性から現金200万円をだましとったとして、受け子役の47歳の女が逮捕されました。女は宅配ボックスを悪用し、だましとった金を受け渡していたということです。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・杉並区の無職・佐久間文恵容疑者(47)です。 佐久間容疑者は、今年7月、ほかの人物と共謀し、東京・足立区の80代の女性に東大病院に勤務する医師などになりすまして、「息子さんがのどが悪いため検査入院することになりました」などとうその電話をし、検査費や手術費として現金200万円をだましとった疑いがもたれています。 警視庁によりますと、佐久間容疑者は受け子役で、指示役から秘匿性の高いアプリで指示を受け、配達員を装って女性の自宅を訪問していたということです。 その後、だまし取った金は指示されたマンションの宅配ボックスに入れるとともに、宅配ボックスに入っていた報酬の現金1万5000円を受け取っていたということです。 被害女性には息子2人がいて、同居する次男が、事件当日、実際に東大病院を訪れたところ、長男は入院をしておらず、被害女性が警視庁に相談したことから事件が発覚しました。 佐久間容疑者は、取り調べに対し「受け取りに行ったかもしれないけど覚えていない」と容疑を否認していて、「インスタグラムの求人広告を見て応募し、秘匿性の高いアプリで指示を受けた」などと供述しているということです。 他にも同様の手口の被害が複数発生していて、警視庁は余罪があるとみて調べています。