豊田稔・茨城県北茨城市長が死去、82歳 復興や風評被害対応に尽力

茨城県北茨城市長の豊田稔(とよだ・みのる)さんが14日、市内の病院で膵臓(すいぞう)がんのため死去した。82歳だった。今年5月下旬の記者会見で、昨年12月から療養中と公表していた。葬儀の日程は未定。 元市議で、1990年の市長選で初当選。2期目途中の95年に収賄事件で逮捕・起訴されて辞職。最高裁で懲役2年6カ月追徴金7500万円の実刑判決が確定した。 2007年に返り咲いてから、5回連続で当選。11年には、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に直面し、復興や風評被害の対応に尽力した。茨城県市長会会長(2015~17年)や県漁港協会会長(13年~)を歴任した。 死去を受け、14日付で鵜沼聡・副市長が市長の職務代理者に就任。当面の間、職務を代行する。 鵜沼副市長は「市長は常に市民のことを第一に考え、市政の発展のために力を尽くしてこられた」とのコメントを出した。 茨城県市長会会長の松丸修久・守谷市長は「本会会長としても力強いリーダーシップで県内各市の連携と広域課題の解決に多大なご尽力をいただいた」との談話を発表した。 公職選挙法は、市長に欠員が出た場合、5日以内に職務代理者が選挙管理委員会に通知し、選管の受理から50日以内に選挙を実施すると定めている。(佐藤英法、羽賀和紀)

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