青森県六ヶ所村で起きた「ひき逃げ事件」。 逮捕された22歳の男は「シカとぶつかったと思った」と容疑を一部否認しています。 亡くなった女性の親族は、青森テレビの取材に対して、苦しい胸の内と憤りを露わにしています。 ■「シカとぶつかったと思った」ひき逃げの疑いで逮捕・送検の男 フードを目深にかぶり、うつむいた表情で警察車両に乗り込む男。 過失運転傷害とひき逃げの疑いで23日に逮捕された三浦政治 容疑者(22)です。 六ヶ所村で女性が死亡した「ひき逃げ事件」。 三浦容疑者は警察の調べに対して容疑を一部否認、「シカとぶつかったと思った」などと話しているということです。 山木拓也 記者 「現場付近には、私の背丈を越える草が生い茂っていて、女性が倒れていた場所には、花が供えられています」 ■「涙が出ないくらい寂しい…」親族が苦しい胸の内と憤りを露わに 容疑者逮捕から一夜、亡くなった尾ヶ瀬ユミさん(80)が倒れていた場所には、花が添えられていました。 尾ヶ瀬さんの親族の男性が24日に青森テレビの取材に応じて、苦しい胸の内と憤りを口にしました。 尾ヶ瀬さんの親族 「犯人が捕まったことをきのう夕方に聞いた。聞いたけれども、内容は全然わからない。それでも安心してはいるんだけれども…。がっかり。気持ちが…。なんと言えばいいか…。涙が出ないくらい寂しい…。何も言葉にならない。いきなり不幸になったから」 ■「どうして…」遺体発見時を振り返り… 親族の男性は、道路わきのやぶで尾ヶ瀬さんの遺体を発見した際のことを次のように振り返ります。 尾ヶ瀬さんの親族 「押し車がひっくり返って草むらにあった。『あっ、ここだ』と。どうして車にひかれたのが、あんなにきれいに草むらの中に入っていったものか。それは不審に思っている。押し車を押さないと歩けない人なので。腰が曲がって。だから、どういう…。車もそんなに壊れていないし。なんであんなにきれいに草むらにいたものか。4日も5日も経っている。見つけるまで…」