薬物を使用した状態で車を運転して別の車に衝突し、2人にけがを負わせるなどしたとして、兵庫県警尼崎南署は17日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで同県尼崎市の建設業の男(55)を逮捕した。 逮捕容疑は3月21日午後11時ごろ、尼崎市昭和通9の国道2号で、違法薬物の影響で正常な運転が困難な状態にあるにも関わらず乗用車を運転し、前方の乗用車に追突して、助手席の女性(54)に首や腰のねんざ、運転していた男性(69)に両肩のねんざなどの重軽傷を負わせるなどした疑い。 同署によると、男は薬物の使用については認めつつ、事故については「何も覚えていない」と話しているという。 同署によると、男はこの直前、同市内で2件の物損事故を起こしており、助手席には知人女性が乗っていたという。