長野駅前の3人殺傷事件を受け、地域の防犯力を高めようと、市や警察などが合同の会議を開きました。防犯カメラの活用が犯罪の予防につながるなどの意見が出たということです。 長野市・荻原健司市長: 「長野市、近隣自治体、みんなで安心安全なまちづくりを進めていく必要があるのではないか」 長野市や警察、市内の防犯協会の関係者などが出席した会議。2025年1月に長野駅前で起きた殺傷事件を受けて開かれたものです。 事件では、男女3人が刃物を持った男に相次いで襲われ、男性1人が死亡、男女2人が重軽傷を負いました。 殺人などの疑いで逮捕された矢口雄資容疑者は黙秘を続けていて、検察が刑事責任を問えるか判断する「鑑定留置」を行っています。 会議は防犯対策や治安の向上にむけた取り組みを話し合い、地域の防犯力を高めていくのが狙いです。 冒頭以外は非公開でしたが、出席者からは「防犯カメラの設置が犯罪の予防につながる」といった意見や、地域の見守り活動の重要性を訴える意見などが出されたということです。