大商大野球部監督を逮捕 事情知らない第三者に"車検切れ"軽トラ運転させ「車検場」に持ち込ませた疑い

"車検切れ"の軽トラックを、事情を知らない第三者に運転させ、「車検場」に持ち込ませた疑いで、大阪商業大学の野球部の監督が逮捕されました。 道路運送車両法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪商業大学の野球部監督で、自称・中古車販売業を経営する冨山陽一容疑者(60)です。 冨山容疑者は今月21日、大阪府高槻市内の路上で、車検を期限までに受けず有効な車検証がない、いわゆる"車検切れ"の軽トラックを事情を知らない第三者に運転させた疑いが持たれています。 警察によると、この軽トラックは事件当日、車検を実施する施設に持ち込まれていて、車体番号と異なるナンバープレートが取り付けられていたことから、不審に思った職員が警察に通報し、"車検切れ"が発覚したということです。 調べに対し、冨山容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。 大阪商業大学によると、冨山容疑者は2009年11月から野球部の監督を務めていて、去年秋には関西六大学野球のリーグ戦で6連覇を達成し、プロ野球で活躍する選手の指導にも携わりました。 大阪商業大学は「事実確認の上、厳正に対処する」とコメントしています。

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