空き巣繰り返した「シマウマ」か 高齢者宅に侵入し現金窃盗の疑いで39歳男を逮捕 大阪・堺市

堺市内の高齢者宅に侵入して現金を盗んだとして、職業不詳の39歳の男が逮捕されました。周辺では物色した場所を住民に気づかれにくくするために、「しまう(片付ける)」手口の窃盗事件が相次いでいて、容疑者は捜査員の間で「シマウマ」と呼ばれていたということです。 窃盗と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区に住む職業不詳の町頭祐希容疑者(39)です。 町頭容疑者は今月1日午後3時頃、堺市西区の80代女性が1人で暮らす住宅に留守中を狙って侵入し、現金2万円が入った封筒を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、住人の女性が外出先から帰宅したところ、ベランダに立つ男を発見。 声をかけたところ慌てて逃走し、逃走中に現金が入った封筒を落としたということです。 通報を受けた警察が付近の防犯カメラなどを捜査し、町頭容疑者が浮上しました。 町頭容疑者は、警察の調べに対して「泥棒に入ったことは間違いない」と認めた上で、「何も盗んでいない」と一部否認しているということです。 警察によりますと、周辺では空き巣被害に気づかれにくくするために物色した場所を「片付ける」(=しまう)手口による被害が数件起きていて、捜査員の間で容疑者は「シマウマ」と呼ばれていました。 警察は余罪についても捜査を進めています。

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