26日夜、福岡県宇美町で酒を飲んで車を運転したとして、75歳の無職の男が逮捕されました。 警察は、直前に起きたひき逃げ事件にも男が関与しているとみて捜査しています。 26日午後9時半ごろ、JR宇美駅近くの県道で路側帯を歩いていた男性(60代)に後ろから来た車のサイドミラーが接触しました。 男性は転倒し、頭などを打つ軽傷を負いましたが、接触した車はサイドミラーが折れたまま走り去りました。 約30分後、警察が現場で救急車を誘導していたところ、左側のサイドミラーがない軽乗用車が通りました。 警察が呼び止めて調べたところ、運転していた宇美町に住む無職の男(75)の呼気から基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 取り調べに対し、男は「お酒が残っている感覚はありません」と容疑を否認し、直前の事故については関与をほのめかす供述をしているということです。 警察は、ひき逃げの疑いでも調べる方針です。