被害女性の父、県警対応を非難 「ここで殺されたも同じ」と抗議

川崎市の民家で岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかった事件で、父親(51)が3日、神奈川県警川崎臨港署を訪れ、県警の対応が不適切だったと抗議した。 同署の前で報道陣の取材に応じ、逮捕された白井秀征容疑者(27)に対する怒りをあらわにするとともに、同署を指さし、「ここで殺されたのと同じだ」と非難した。 父親は午後8時ごろ、親族ら数十人と同署を訪問。約10分間にわたり署員に説明を求めた。激しく詰め寄る場面もあり、署内は一時騒然とした。 父親によると、昨年12月22日、岡崎さんがストーカー被害から避難していた祖母宅のガラスが割られたが、県警は事件性がないと判断した。「現場の写真も指紋も採取せず、何もしないで帰った」という。 被害届や行方不明届を提出してからも、県警は「事件性はない」との説明に終始していたといい、父親は「全てうそだった」と憤った。

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