TBSテレビで放送され、大きな話題となった福山雅治主演の連続ドラマ「ラストマン -全盲の捜査官-」が、『映画ラストマン』として、今冬公開されることが決定した。 本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官、皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事、護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。皆実は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事、心太朗。肩書も性格も全く異なる2人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では、皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。その悲しくも感動的なラストに、視聴者からは絶賛の声が寄せられた。 その秀逸なストーリーに加え、全盲のFBI捜査官、皆実広見という新たなヒーロー像や、福山&大泉という日本エンタテインメント界を代表する2人の絶妙なやり取りが話題となり「ラストマン」は平均視聴率12.9%で2023年4月クール連ドラNo.1を獲得。幅広い世代から絶大な支持を得るドラマとなった。 連続ドラマでは、今度は心太朗がアメリカに渡り研修を受けに行く――というラストで終わっていたため、ファンの間では続編を熱望する声も多かった本作。今回の映画化に当たり、主演の福山は「『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常に嬉しいです」と喜びを露わにするとともに、「この作品を観て頂くことで『面白かったな』『楽しかったな』というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になって欲しいなという思いで作っています」と、本作への意気込みを語る。 大泉も「ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります』と福山演じる皆実に絶大な信頼を寄せると同時に、『いままで通りのド派手で、コミカルで、そして少しせつない『ラストマン』が『やっぱり映画は凄いのね!』というパワーアップを遂げて帰ってまいります」と、作品に対する自信を滲ませた。 ドラマから引き続き脚本を手掛ける黒岩勉は「連続ドラマを観ていた方も、全く知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました」とコメント。また「家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています」という企画プロデュースの東仲恵吾の言葉からも、日本中が再び最強バディの活躍に夢中になるような痛快エンタメ作品としてスクリーンに帰還することが期待できる。 さらに今回、ティザービジュアルと超特報映像も解禁。ティザービジュアルでは、皆実と心太朗の無敵バディが互いに背中を預けてなにかに立ち向かっていくような表情を見せており、これから始まる新たな物語への期待が高まるビジュアルに。超特報は「あの2人が帰ってくる――」というテロップと共に連ドラ時代の息の合った2人の映像が続き、そしてラストにはドラマ放送時にも話題となった、皆実と心太朗の掛け合いが。新たに収録された2人のやり取りは、思わず笑ってしまうようなユーモアがちりばめられている。なお、超特報のナレーションは、連続ドラマにも出演していた津田健次郎が担当している。 物語の詳細はまだまだ謎に包まれている『映画ラストマン』。日本エンタメ界を代表する2人が贈るストーリー、アクション、ユーモア、全てがスケールアップした本作の続報に注目だ! ■<コメント> ●福山雅治(皆実広見役) 「『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常に嬉しいです。連続ドラマからのメッセージが、今回の作品にもしっかりと受け継がれています。様々な社会の暗部を描いてきましたが、それらは決して他人ごとではなく、いつ自分が出会ってしまうか分からない危険な出来事、社会の課題、問題だったりします。そういった現実をしっかりと見つめ、きちんと掘り込み勉強し、そしてエンタテインメントに仕上げていく。リアリティとユーモアを忘れない、というのが『ラストマン』の良さだと思っています。人生は楽なことばかりではなく、もしかしたら苦しいことの方が多いかもしれませんが、この作品を観て頂くことで『面白かったな』『楽しかったな』というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になって欲しいなという思いで作っています。ぜひご覧になってください。『ラストマン』よろしくお願いします!」 ●大泉洋(護道心太朗役) 「『ラストマン』が、映画になって帰ってきます!ドラマの視聴者の皆さんや私の周りからも反響を多くいただき、『早く続きが観たいよね』と言ってくださる方が多かったので、とにかく急ピッチに続編を進めましょう、ということで実現しました。ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります。もうキアヌ・リーブスなのか、デンゼル・ワシントンなのか、というくらいの超絶アクションシーンになっています。今度はなにを見せてくれるんだろう、という期待に応えてくれるのが皆実さんですから。護道さんはアメリカの研修に行ってからもまた、どうしたの?と言わんばかりの変貌を遂げております。なるほどそうなるのね!という護道さんにもご期待ください。もうロン毛かもしれません。いままで通りのド派手で、コミカルで、そして少しせつない『ラストマン』が『やっぱり映画はすごいのね!』というパワーアップを遂げて帰ってまいります。ぜひご期待ください!」 ●黒岩勉(脚本) 「皆実さんと心太朗の『その後』を書かせていただきました。とても嬉しいですし、光栄に思います。この作品を愛してくださった多くのファンの方々が、もう一度観たいと後押ししてくれたおかげです。本当にありがとうございます。『ラストマン』は娯楽エンターテインメントです。映画ではドラマにはなかったアクションシーンや、皆実さんと心太朗の兄弟の絆、知られざる過去も加わり、さらにお楽しみいただける内容になっていると思います。でも、この物語の根底には『多様性』と『時代性』というテーマが変わらずに存在します。全盲のFBI捜査官が当たり前のように存在して、活躍する。最高のエンターテイナー・福山雅治さんと大泉洋さん、そして仲間たちが、今の息苦しい時代を、再び痛快に打ち破ってくれるはずです。連続ドラマを観ていた方も、全く知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました。映画『ラストマン』。多くの方にご覧になっていただければ幸いです」 ●東仲恵吾(企画プロデュース) 「無敵のバディが、ついに再び帰ってきます!2年前に放送を終えてから、多くのファンの皆様から温かい反響をいただきました。改めて、心より感謝申し上げます。そして、こうしてまた皆様に新たな物語をお届けできることを、心から嬉しく思っています。映画制作にあたっては、脚本の黒岩さん、福山さん、大泉さん、平野監督と共に、どんな物語にすべきか何度も議論を重ねました。その中で辿り着いたのは──『どんな困難な状況でも、仲間を信じて道を切り拓く』という、痛快なエンタテインメントです。さらに今回は、皆実さんの"ある過去"にも迫ります。家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています。ぜひ、映画『ラストマン』にご期待ください!」 文/サンクレイオ翼