神奈川・川崎市の女性死体遺棄事件で逮捕された元交際相手の男の親族が、女性が不明となった翌月に警察に対し、元交際相手が「女性を殺してしまったかもしれない」と話していたことがわかりました。 白井秀征容疑者(27)は、元交際相手の岡﨑彩咲陽さん(20)の遺体を川崎市の自宅に遺棄した疑いが持たれています。 岡﨑さんはストーカー被害を訴えたあと、2024年12月20日に行方がわからなくなり、警察は岡﨑さんの親族や白井容疑者の親族などから任意で事情を聴いていましたが、1月中旬ごろに白井容疑者の親族が「白井容疑者が事件に関与しているかもしれない」、「殺してしまったかもしれない」などと警察に話していたことが分かりました。 警察は、白井容疑者からも任意で事情聴取をしていて、行方不明から6日後には「12月12日から17日、岡﨑さんの家の前や勤務先の前をうろついた」などとストーカー行為を繰り返していたことを認めていました。 岡﨑さんの行方を調べるため、警察は白井容疑者の自宅などを3回捜索しましたが任意にとどまり、岡﨑さんの発見には至りませんでした。 神奈川県警は、対応に問題がなかったか調査しています。