カップルを標的に6人を銃殺、下半身不随になった被害者も…ニューヨークに現れた連続殺人犯→彼が現場に残した「不可解な手紙」の中身

カップルを標的に6人を銃殺、下半身不随になった被害者も…ニューヨークに突如、現れた連続殺人犯。犯人の目的は何なのか? 現場に残された「不可解な手紙」の意味とは? 実際に起きた事件や事故などを題材とした映画の元ネタを解説する新刊『 映画になった恐怖の実話Ⅳ 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/ 続き を読む) ◆◆◆ スパイク・リー監督が1999年に発表した「サマー・オブ・サム」は、1976年から1977年にニューヨークで実際に起きた連続殺人事件を背景に、セックスやドラッグに溺れる若者たちの無軌道な青春を描いたクライムムービーだ。登場人物の大半は架空のキャラクターで物語も完全な創作だが、作品の横軸として取り上げられる連続殺人は当時のニューヨークを恐怖のどん底に陥れた自称「サムの息子」による残忍極まる事件。後に逮捕された犯人のデビッド・バーコウィッツは「隣人の“サム”が飼っていた黒い犬の姿で現れた悪魔の命令に従った」と、理解不能な動機を語った。

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