収賄容疑の名古屋市元課長、独断で業務発注か 必要な事前決裁得ず

名古屋市の観光プロモーション事業をめぐる贈収賄事件で、愛知県警に収賄容疑で逮捕された元同市観光交流部担当課長の大塚勝樹容疑者(62)が、贈賄側の広告会社「ニック」に独断で業務を発注し、事業の開始後に決裁を得ていたことが捜査関係者への取材で分かった。同社との随意契約の多くでそうした手続きがとられていたという。 県警によると、大塚容疑者の逮捕容疑は2023年3月ごろ~24年12月ごろ、同市発注の業務委託でニック社を選定するなど便宜を図る見返りに、自身の飲食代金など計約43万円を同社に負担させることで賄賂を受け取ったというもの。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする