駅の構内で瀕死の我が子抱え…38歳母親「生後4ヵ月の長男を風呂で溺死させたか」犯行直後の驚愕行動

警察官が身柄を確保した際、容疑者の女性は濡れた衣服を着た瀕死の我が子を抱えていた――。 埼玉県警蕨署が5月7日に殺人の疑いで逮捕したのは、同県戸田市に住むパート従業員・小竹初音容疑者(38)だ。生後4ヵ月の長男A君を殺害したとされる。 「逮捕容疑の事件は4月21日に起きました。同日の朝、小竹容疑者は夫が出勤しようとした際に出かけないよう強く引きとめたそうです。夫が小竹容疑者をなだめ、13時ごろ仕事先から帰宅すると異変が。別れを告げるような手紙が置かれ、小竹容疑者と長男A君の姿がなかったんです。夫は『妻と0歳の子どもが出ていってしまった』と、110番通報しました」(全国紙社会部記者) 警察はスグに小竹容疑者の自宅周辺を捜索する。小竹容疑者の姿は最寄りのJR戸田駅構内にあった。彼女の行動に警察官も驚愕したという。 ◆「産後うつがツラかった」 「濡れた服を着てグッタリとしたA君を抱えていたそうです。A君は意識がない状態で、病院に搬送されましたが約2時間後に死亡が確認されました。目立った外傷はなく、死因は溺死と考えられます。 衰弱した小竹容疑者も4月21日から入院。5月7日に退院したのを機に、警察が逮捕しました。調べに対し小竹容疑者は次のように供述しているそうです。『(A君を)自宅の浴槽に沈めて殺害したことは間違いありません。産後うつがツラかった』と」(同前) 本誌カメラマンは、5月8日に行われた小竹容疑者の送検を撮影。護送車の後部座席で沈痛な面持ちをみせうなだれていた。 元神奈川県警刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。 「容疑者は精神的に相当追い詰められていたのでしょう。我が子がかわいい反面、育児に苦痛を感じ自分が手を出してしまう危険性も感じていたのかもしれません。殺害したとしたら許されない罪ですが、育児の悩みが深まる前に容疑者に対しなんらかのサポートができなかったのかと悔やまれます」 警察は、小竹容疑者の家庭環境などについても詳しく調べを進めている。

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