去年、横浜市青葉区の民家でおきた強盗殺人事件で、奪われた現金の「回収役」として逮捕・起訴された女に対し、横浜地裁は14日、実刑判決を言い渡しました。 無職の木本未穂被告は去年10月、横浜市青葉区の民家で住人の後藤寛治さんが死亡した強盗殺人事件で、犯罪で得られたカネであると知りながら東京・足立区の公園で盗まれた現金の一部を実行役から受け取り、自宅に運搬した罪などに問われています。 14日の判決で横浜地裁は、「指示役の指示のもと、犯罪収益である現金などを受け取り自宅まで運搬する行為を繰り返している。組織的な犯行というほかない」などと指摘。 「この種の犯罪が経済的にも割に合わない事を認識させるため」として、懲役2年3か月、罰金120万円の実刑判決を言い渡しました。