県警と金融機関の協定が早期逮捕に奏功 犯行当日に特殊詐欺の容疑者逮捕 高齢女性からキャッシュカードだまし取る

4月に北上市の高齢女性がキャッシュカードをだまし取られた事件で、犯行から1日もたたずに無職の男が逮捕されました。岩手県警と金融機関が協定を結んでいたことが早い逮捕につながりました。 県警によりますと、4月2日キャッシュカードをだまし取られたと北上市の女性から届け出がありました。 特殊詐欺は犯人の足取りを追えなくなると逮捕が難しくなることから、県警は去年12月、特殊詐欺などの被害を認知した際、被害があった口座の情報を県内の金融機関に提供し、情報提供を呼び掛ける協定を結んでいました。 今回、金融機関から北上市内のATMでだまし取られたキャッシュカードが利用されていたとの情報提供を受け、県警は防犯カメラなどで足取りを捜査し、東京で住居不定・無職の堀内尋夢容疑者20歳を逮捕しました。 女性から正午までの間に警察に届け出があり、その日の午後11時半ごろ容疑者逮捕という早い逮捕につながりました。

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