前弁護団長、横領認める B型肝炎訴訟、熊本

全国B型肝炎訴訟の熊本弁護団名義の口座から着服したとして、業務上横領罪に問われた前団長で元弁護士の内川寛被告(63)は15日、熊本地裁(中田幹人裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。 熊本県弁護士会や弁護団は昨年1月、被告が2016年ごろ以降、国からの和解金が入金されていた弁護団代表名義の銀行口座から多数回出金した疑いがあると発表。被告は所属していた県弁護士会を同月退会した。 昨年10月、約1億1千万円を私的流用したとして弁護団から告訴を受け、熊本県警が今年2月に逮捕していた。県警は計9千万円超を横領したとみている。

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