川崎女性遺体遺棄事件 坂井国家公安委員長「ご批判を真摯に受け止めしっかり検証することが重要」

神奈川県川崎市の女性遺体遺棄事件で、ストーカー被害の訴えへの警察の対応が不十分だったなどと遺族が訴えている問題で、坂井学国家公安委員長は「神奈川県警の一連の対応にご批判も寄せられている」「真摯に受け止め、しっかりと検証を行うことが大変重要」と話しました。 川崎市に住む岡崎彩咲陽さんの遺体を自宅に遺棄したとして、元交際相手の白井秀征容疑者が逮捕された事件では、神奈川県警は岡崎さんや親族からストーカー被害の相談を受けていたものの、白井容疑者への警告などストーカー規制法にもとづく措置を取っていませんでした。 神奈川県警は先週、こうした対応が適切だったかも含め、事件をめぐる県警の一連の対応を検証するチームを設置しています。 坂井国家公安委員長は15日の会見で、「結果として重大な事案となってしまったことを重く受け止めている」と話しました。また、「神奈川県警察の今回の一連の対応に対してご批判も寄せられている」とした上で、「ご批判を真摯に受け止め、しっかりと検証を行うことが大変重要であると考えており、捜査の状況も踏まえながら、速やかに検証結果を取りまとめ、公表するよう警察を指導したい」としています。

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