漫画や靴下などの私的な買い物の領収書を提出し、経費として現金およそ18万円をだまし取ったとして、東京都柔道整復師会の元理事の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、柔道整復師の新井宏容疑者(64)です。 捜査関係者によりますと、新井容疑者は東京都柔道整復師会の元理事で、2021年4月から2022年12月までの間に会の経費を立て替えたと偽って領収書を提出し、会からあわせて18万円ほどをだまし取った疑いがもたれています。 新井容疑者は漫画や靴下などの私的な買い物の領収書を「資料代」や「文房具代」などと偽って提出したとみられています。 東京都柔道整復師会は、都内の接骨院の経営者などが加盟する公益社団法人で、取り調べに対し新井容疑者は容疑を認めているということです。