兵庫県淡路市の民家で昨年8月、強盗目的で住人の男性(71)にスプレーを吹きかけ負傷させたとして、兵庫県警捜査1課と淡路署は15日、強盗傷害の疑いで、洲本市の無職の男(48)ら男4人を逮捕した。 他に逮捕されたのは、淡路市の会社員の男(27)▽同市の自営業の男(36)▽小野市の無職少年(16)-の3人。少年は当時中学3年で淡路市内に居住していた。 4人の逮捕容疑は、共謀して昨年8月31日午後10時40~45分ごろ、淡路市大谷の民家で、玄関先に出てきた男性の顔に催涙スプレーを吹きかけ両目に全治3カ月のけがを負わせて、民家に押し入ろうとした疑い。男性は抵抗し、強盗は未遂に終わった。 捜査1課によると、4人は地元の知人同士で、一部は被害に遭った男性とも面識があった。周辺の防犯カメラ映像などから関与が浮上したという。 県警は4人の認否を明らかにしていない。