孫興慜に「妊娠」脅迫した20代の女、昨年すでに3億ウォン受けていた

サッカー選手の孫興慜(ソン・フンミン)の子どもを妊娠したとして脅迫した20代の女がこれを暴露しないという条件で昨年3億ウォン(約3100万円)を受け取っていたことが把握された。今年またこの女の知人の40代の男が追加で7000万ウォンを要求したが、孫興慜側が警察に告訴して未遂に終わった。 警察によると、ソウル江南(カンナム)警察署は14日に逮捕した20代の女AとAの知人の男Bに対し、それぞれ恐喝および恐喝未遂など容疑で15日、拘束令状を請求した。2人の住居地も家宅捜索した。 中央日報の取材を総合すると、Aは昨年6月に「子どもを妊娠した」として超音波写真を送るなど、孫興慜を脅迫して数回にわたり計3億ウォンほどを受け取った。その後、Aの知人Bも3月、孫興慜側に「お金を渡さなければこれを暴露する」として7000万ウォンを要求したことが把握された。この過程でBは孫興慜の父ソン・ウンジョン監督(63)がいる「SONサッカーアカデミー」側にもファックスでAの超音波写真を送った。 警察の関係者は「Aが主張する妊娠の時点、孫興慜側の陳述などに差があり、写真の真偽、捏造の可能性などを捜査している」と話した。 警察は7日、告訴状を受理して捜査に着手した。警察は12日にAらに対する逮捕状を請求し、15日に裁判所から令状が発付された。14日午後にAらを逮捕した警察は容疑および具体的な事実関係を調べている。また、Aらの住居地を家宅捜索し、携帯電話など関連資料を確保して分析している。 孫興慜が所属するマネジメント会社「ソン&フットボールリミテッド」は「明白な被害者」として徹底的に法的対応をすると伝えた。同社は15日午前、文書で「虚偽事実を流布するとして選手を脅迫してきた一党を恐喝容疑で警察に告訴した」とし「明白な虚偽事実」と明らかにした。続いて「善処なく処罰されるよう徹底的に法的対応をする」とし「警察が調査中であり、捜査の結果が出ればすぐに知らせる」と伝えた。

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