オーストラリア・ブリスベン空港で、暴れる男性を別の乗客が取り押さえるという騒動が発生した。空港の国内線ターミナルで、男性は航空会社スタッフへの暴言や騒動を起こし、最終的に取り押さえられた。 米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、男性はシドニーからの便でブリスベンに到着し、木曜日午前11時45分頃、ゲート45で次の便に搭乗できないと告げられた直後に騒動を起こした。男性は機内でシャツを脱ぎ通路を走り回るなどの奇行を見せていたという。白いTシャツにグリーンのヘルメット、大きなバックパックを背負った男性は、別の乗客により即座に地面に押さえつけられ、ヴァージン・オーストラリアのスタッフと共に警察の到着を待った。 現場の映像では、男性がスタッフに「ふざけるな」と叫び、激しくもがく様子が映し出されている。15分後に連邦警察官が到着し、男性は抵抗せずに逮捕された。 ブリスベン空港は声明を出し、対応に協力した乗客らに感謝を述べた。連邦警察によれば、男性は航空会社職員への暴行と公共の秩序を乱した罪で起訴され、6月26日に地元裁判所に出廷予定だという。