家電量販店の店員を脅しバリカンで髪の毛を刈らせたとして、京都府警南署は22日、強要容疑で、京都市南区東九条東岩本町の無職、青木善大(よしみ)容疑者(49)を逮捕した。「相手が言っているなら仕方がない」などと供述し、容疑を認めている。 逮捕容疑は4月4日、京都市南区の家電量販店に電話し、この店で購入したバリカンが使えないため新しい商品を持ってくるよう伝え、自宅に呼び出した男性店員(42)に入れ墨を見せながら、「お前反省してるんだったら坊主(ぼうず)にせい、反省坊主じゃ」などと脅し、バリカンで髪の毛を刈らせたとしている。 同署によると、容疑者が購入したバリカンは不良品ではなく、脅された店員は右側頭部の髪の毛を自ら刈ったという。