救急車損壊の73歳男、2か月前に現行犯逮捕後に釈放 出頭要請に応じず再び逮捕 大分

大分県宇佐市で今年3月、救急車のリアガラスを杖で叩き割ったとして現行犯逮捕され、その後釈放された73歳の男が、再三の出頭要請に応じなかったため、再び逮捕されました。 公務執行妨害と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、宇佐市安心院町の無職の男(73)です。 男は今年3月27日午後10時前、安心院町内の路上で、救急隊員の肩を数回殴り、職務の執行を妨害しました。また、停車していた救急車のリアガラスを長さ約1メートルの木製の杖で叩き割り、損壊させた疑いが持たれています。 警察は当時、男を現行犯逮捕し、その後釈放して任意捜査に切り替えました。しかし、再三の出頭要請に応じなかったため、22日正午すぎに再び逮捕しました。 警察によりますと、男は体調不良を訴え救急車を呼びましたが、希望の病院に搬送できないことを知り、激高したということです。 被害額は合計で28万7620円に上り、調べに対して男は「覚えていない」と容疑を否認しています。

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