自宅で父親を刃物で切りつけ殺害した疑いで山梨県南アルプス市の16歳の男子高校生が逮捕・送検された事件で、高校生が父親に関する家庭環境に不満があったという趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 この事件はおととい南アルプス市に住む16歳の男子高校生が自宅で69歳の父親を刃物で切りつけたとされるもので、父親は死亡し男子高校生は逮捕・送検されました。 捜査関係者によりますと凶器は自宅にあった包丁とみられ、調べに対し高校生は父親に関する家庭環境に不満があったという趣旨の供述をしているということです。 司法解剖の結果、父親の死因は首を切られたことによる失血死だったことがわかりました。 首の傷は左右の動脈や静脈に達するほどの深さで致命傷となり、首以外にも複数の切り傷が確認されています。