“e-Taxで虚偽申告”新たに約189万円だまし取った疑いで17歳の少年含む5人を再逮捕(高知)

国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用した詐欺事件で、男5人が再逮捕されました。今回立件されたのは北海道、沖縄での事件で被害総額はおよそ189万円です。 再逮捕されたのは東京都の自営業、小笠原惇容疑者(40)や住所不定無職の少年(17)のほか、北海道などに住む男5人です。 高知県警の調べによりますと、5人は2024年6月から2025年3月までの間、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用して、税務署に対して虚偽の内容を記載した所得税などの申告書を提出し、還付金およそ189万円をだまし取った疑いがもたれています。 被害にあったのは北海道、沖縄の2道県です。県警はこれまでに、同様の手口の事件で10人を逮捕していて、今回の5人は一連の捜査の中で容疑が固まったということです。 一人がe-Taxの利用に伴う、識別番号・暗証番号を入手し、別の共犯者が虚偽の確定申告を実施していたとみられます。 小笠原容疑者が「上位者」とみられ、だまし取った金の多くが小笠原容疑者に流れていたとみられます。県警は「捜査に支障をきたす」として5人の認否を明らかにしていません。いまだに捜査対象者は数百人にのぼるということで県警が事件の全容解明を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする