肉はトイレに流し、骨は市場の豚骨に混ぜたはずなのに…「16歳援交少女バラバラ殺人事件」犯人逮捕につながった『動かぬ証拠』とは?(海外の事件/平成20年)

〈売春をやめなかったせいで「顔の皮をはがされる」事態に…芸能事務所にダマサれて借金100万円→「援助交際で返済する16歳少女」を襲った“人生最悪の出会い”(海外の事件/平成20年)〉 から続く 2008年、香港で起きた16歳少女のバラバラ殺人事件。彼女を殺害した犯人男性は、解体した遺体をトイレや海に廃棄、骨を市場に紛れ込ませるなど証拠隠滅に走る。彼女の遺体はこの世からすべて消えたはず…と思いきや、警察が見つけた「動かぬ証拠」によって、男の犯行が証明される事態に。実際に起きた事件などを題材とした映画の元ネタを解説する文庫新刊『 映画になった恐怖の実話Ⅲ 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする(全2回の2回目/ 最初 から読む) ◆◆◆ 自室に戻ったディンは血のついた床やベッドを何度も拭き、トイレをシャワーで洗った。そして、ワンの財布から3千400元(約7万円)を奪うと、身分証明書や携帯電話などの私物を壊して廃棄。 全てが終わったのは午前3時だった。

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