三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走し、4人がけがを負った事故で、飲酒運転を知りながら同乗したとして逮捕された男が6日、津地方検察庁に送致されました。 事故は先月18日午前11時ごろに発生し、ペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)が危険運転致傷の疑いで逮捕されました。 警察によると、ジョン容疑者は事故当日の未明、名古屋市内で飲酒後に車を運転した疑いがあります。 また、同じくペルー国籍で四日市市在住のスエノ・レルズンディ・ホルヘ・アントニオ容疑者(34)が、飲酒運転と知りながら同乗したとして道路交通法違反の疑いで5日に逮捕され、6日に送検されました。 警察は防犯カメラの映像や利用店への聞き取りから、2人が飲酒していたことを確認。 ホルヘ容疑者は「酔った運転手の車には乗っていない」と否認する一方、「ジョン容疑者と一緒に酒を飲んだ」と話しています。 警察は、事故発生までの約7時間の行動についても調べを進めています。