「どうやって借金返すんだよ」少年を約8時間監禁し現金脅し取ろうとしたか 男(20)ら逮捕-警視庁

無職の少年を監禁して暴行を加えたうえ、現金を脅し取ろうとしたとして、男(20)ら5人が逮捕されました。 少年は約束の時間に遅刻したペナルティとして「迷惑料」1800万円ほどを要求されていたとみられています。 逮捕監禁と恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、飲食店従業員の大城聖那容疑者(20)とアルバイトの春木啓吾容疑者(21)、少年3人(17~19)のあわせて5人です。 警視庁によりますと、5人は、2024年11月8日の午後10時前、無職の少年(18)を埼玉・川越市の駐車場で車に連れ込み監禁し、その後、東京・豊島区のマンションで、蹴るなどの暴行を加えたうえ、翌日の午前5時半ごろにかけて、北区の河川敷で現金を脅し取ろうとした疑いがもたれています。 5人は、河川敷で「どうやって借金返すんだよ」「キャッシュカードと通帳をもらって暗証番号聞いて残高全部下ろして俺に持ってこい」と言い、現金を要求したということです。 被害をうけた少年(18)が約束の時間に遅刻したりバイクの購入を断ったりするたびに、5人は、「迷惑料」として金銭を要求していて、「迷惑料」はこれまでに1800万円ほどになっていると主張し、少年はこれまでに300万円を支払っていたとみられています。 被害を受けた少年が祖母に相談し、祖母が警視庁に通報したことから、事件が発覚したということです。 警視庁は少年3人の認否を明らかにしていませんが、大城容疑者は調べに対し、取り立てはしていないとした上で「金を返さず逃げ回っているのでなぐったりけったりした」と話しているということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする