マネロングループ6人逮捕 54億円の資金洗浄に関与か 警視庁

特殊詐欺などの犯罪収益約4400万円をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、警視庁国際犯罪対策課は19日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、職業不詳の室井大樹(32)=東京都墨田区横網、会社員の梶本諒太(21)=江東区大島=両容疑者を再逮捕した。 同課によると、室井容疑者らのグループは2024年6~7月、SNS型投資詐欺グループから依頼を受けるなどし、計約54億円の資金洗浄に関与したとみられる。 ほかに逮捕されたのは、会社役員の谷口伸太朗容疑者=墨田区横網=ら4人。 逮捕容疑は24年6~7月、SNS型投資詐欺の被害者から振り込まれた詐取金を含む計約4400万円について、谷口容疑者らが管理する複数の口座に送金した上、暗号資産「リップル」を購入するなどして隠匿した疑い。 同容疑者らの口座へ送金する際は、いずれも同一の振り込み名義を使っていた。犯罪収益だと見分けられるようにする狙いがあったとみられる。購入した暗号資産は、海外の口座に送っていた。

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